高校野球のはじまり
高校野球の歴史は、1915年に大阪・豊中球場で始まった「全国中等学校優勝野球大会」が起源です。当時は全国73校のうち10校が出場。教育の一環としての「心身を鍛える場」という位置づけでした。その後1924年、完成したばかりの阪神甲子園球場に移され、ここから「甲子園=高校野球」のイメージが定着していきました。
戦争と復興、高校野球の再開
太平洋戦争の影響により1941年から大会は一時中断されます。甲子園球場は高射砲陣地に転用され、1945年の終戦まで野球は中止されていました。戦後、1946年に大会が復活すると、高校野球は「戦後復興の象徴」としての意味合いを持ち始めます。
テレビ放送とともに国民的行事へ
1950年代に入り、テレビの普及とともに高校野球は人気が拡大します。ラジオやテレビの前で応援する光景が定着し、「夏=高校野球」という今なお続く図式が誕生しました。
お忙しい中宮武の小話におつきあいいただきありがとうございます(._.)
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