山林売買の現実は?

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山林売買の現実は?

◆キャンプで人気!山林が売れる?

都会に比べて田舎になるとどうしても不動産の流通は低くなりがちですが、一時のブームとして注目されているのが山林の売買です。例外的にちょっとした活性化もみせています。メガソーラーなどの建設の需要意外に注目されているのが、プライベートキャンプを目的とした山林の購入です。コロナ禍で大勢の接触を控える中で野外志向が強まり、アウトドアブームが起こり、ある芸人がソロキャンプ用に山を購入したことで話題にもなりました。

◆山林は売りにくいとあきらめていた所有者

自分の土地なら気軽に楽しめると購入を希望する人がいる一方、所有者からしても、斜陽産業の林業や何の価値も生まない雑木林と諦めていたものが、売買の対象になると嬉しくもあり、県外や外部から人が来ることで街の活性化につながることもメリットになってきます。

◆山林所有の現実は…?

売り手にも買い手にもメリットがあるように思えますが、やはり現実はそう簡単ではあり ません。山林を所有されている方は実感されているかもしれませんが、まず境界線の確定が困難だという特性があります。実際に地籍調査が行われていない山林は非常に多くあります。 境界線の未確定は後々のトラブルにつながる可能性を秘めています。その他にも大雨による災害や草刈りなどの問題は大きな負担としてのしかかってきます。

◆いつまで所有するかという問題

山林は、一時のブームにもなっていますが、ブームは飽きられることも想定しておかなければなりません。山林を所有すれば、固定資産税の負担もあります。所有する限界と責任も考えなければいけませんね。

本日は以上です。次回もちょっと気になったことをピックアップしお届けいたします♪

※このような情報をピックアップしてほしいというご要望がございましたらお気軽にお申し付けくださいm(_ _)m

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