年齢に関係なく、成長し続ける人っています。
一方で、止まってしまう人もいます。
この違いって何だろうと考えてみました。
武道の世界には「隙間をなくす」という考え方があります。
どんなに鍛錬した人でもどこかに必ず隙間があります。
それが弱点となる。
そこに気がついて地道に埋めていく作業が稽古です。
これはあらゆる仕事でも当てはまることだと思っています。
あらゆる仕事・作業にも「隙間」があります。
初心者のころは隙間しかありません。
3年5年やると一見形にはなってきますが、それでも隙間だらけ。
その隙間を埋めるために杭を1つ打つ。
杭を打つと、杭と杭の間にある隙間を発見できる。
そこにまた杭を打つ。
繰り返すことで隙間をどんどん減らしていく。
これが仕事の質の向上につながっていく。
最終的には完璧を目指す。
でも、隙間を埋めるほど、まだまだ隙間があることがわかってくる。
永遠に完璧という領域にはたどりつけないんだけど、捉え方を変えると永遠に成長できるとも言える。
こういう話をすると、一体何を言っているのか分からない人もいますが、感覚的に共有できる人もいます。
そういう人がいたら、大切にしてください。
なぜなら、お互いに尊敬という概念が生まれ、お互いを高めあえる存在になりますから。
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