不動産を売却する機会は多くの人にとって、一生涯において何度もあることではないはず。
ところが、3人に1人以上(39%)の方が「売却後に後悔した」とアンケートで答えているのです\(◎o◎)/!
(アットホーム調べ「中古物件の”売り手”と”買い手のキモチ調査」より)
では、どうしたら後悔することなく無事に売却をすることができるのでしょうか。
不動産売却時にありがちな「6つのポイント」を事前に知ってさえすれば、今後の売却活動をよりスムーズに行え、後でがっかりするなんてことも防げます。
今回、紹介する6つのポイントをぜひ頭に入れて、あなたが不動産売却する時に備えてください。
【売却時に気を付ける6つのポイント】
- 事前に周辺相場を調査しておく
- 複数の不動産会社に査定依頼する
- 査定額だけで判断しない
- 最低価格を決めておく
- 売り出すタイミングを見極める
- 購入検討のお客様への第一印象が大切
それでは、1つ1つ解説していきます(^_-)-☆
1. 事前に周辺相場を調査しておく
不動産会社に相談する前に、まず自分で相場価格を知っておくことが大切です。
そうすることで、相場を知らずに強気な価格設定をしたり、高額な査定額を信じてしまうことを防ぐことができます。
自分で相場を調べるときは、まず近隣の物件がいくらで売れたかを把握すると良いでしょう。
調べる際のおすすめサイト⇒Reins Market Information
こちらを使えば簡単に近隣の成約事例を知ることができます。
2. 複数の不動産会社に査定依頼する
周辺の売却事例を把握した後に、いよいよ不動産会社に査定依頼を出します。
売り出す前に陥る失敗として
- 1社にしか査定を依頼しない
- 高額査定を出す会社に依頼してしまう
ということがあります。
1社にしか査定を受けない場合、実際の相場がどのくらいか比較検討できないため、信頼できる不動産会社かわかりません。
中には、仲介依頼の機会を得ようと相場よりかけ離れた査定額を出す会社もあるのが事実です。
その場合は、なぜその金額で売れるか根拠を確認するようにしましょう。
3. 査定額だけで判断しない
不動産一括査定サイトなどを使って複数の仲介会社に依頼をすると、思わぬ高額な査定額が出ることがあります。
「わぁ、嬉しい!」と思ってすぐ飛びつかないようにご注意ください。
このような場合、担当者が値段の根拠がしっかりと説明できるのであれば全く問題ないのですが、仲介手数料欲しさに実際には売れもしない金額を提示してくるケースがあるので注意が必要です。
また、「いま専任で決めてもらえれば高値で購入される方を紹介できます」などといわれ、専任媒介契約や専属専任媒介契約を無理に提案してくる不動産会社がいます。
なお、不動産会社に売却の依頼をする契約を「媒介契約」といいますが、この契約は3種類あります。
どれが良いとか悪いとかではなくそれぞれに特徴があります。
売主様ご自身の事情、売却の理由などに合わせて納得のいく契約を行ってください。
では、本当に信用できる不動産会社を見極めるためにこのような質問をするとよいのではないでしょうか。
- 媒介契約はどれがおすすめか?
- 販売活動はどのくらいするのか?
- 価格を下げるタイミングは?
上記の質問に納得できる答えを持っている担当者を選ぶようにしてはいかがでしょうか。
不動産売却の失敗は悲惨です。だからこそ、お客様にも不動産会社に丸投げせず、最低限の注意事項を知っておいてほしいのです。
弊社では、いいことだけをいうスタンスは取っておりません。なぜなら、後々クレームになりますし、結果、お客様からの信用を失ってしまうからです。
お客様の人生を少なからずとも左右する機会に携わらせていただくので、悪い点も含めて事前にお伝えし、ご納得いただけなければ他の不動産会社へのご依頼をお願いしています。
例えば、お客様が●●円で売りたいとおっしゃっても、調査の結果、どうやってもその金額では売れないと判断すれば、販売事例などの明確な根拠に基づき妥当な売却金額をご説明します。
販売事例をご理解していただき、妥当性をご理解していただくことが後悔しない売却の基本と考えております。
一番いいのは「希望価格=査定価格(売却価格)」ではあるのですが・・
最初が肝心ですので、面談を通して弊社の姿勢をご説明し、ご賛同いただけるかどうかをご判断いただいております。
今回は、不動産の売却で失敗しないための最初の1歩を解説していますが、長くなってしまうので、続きを次回のブログで発信させていただきます(^^♪
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