お客様から不動産売却のタイミングが決まらないという相談をよく受けます。
こちらのブログをご覧になっている方の中にも、不動産売却のタイミングでお悩みの方が多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、ライフステージの変化に伴う不動産売却をテーマに「売却時のポイントについて」をご紹介いたします。
1つ目のライフステージの変化は、出産です。
結婚や出産を機に、子供と暮らせる広い家に買い換える方は少なくありません。
子育てがしやすい環境を選ぶことができるという他にも、売却資金を元手にして新しく広い家を購入できるというメリットがあります。
また、出産を控えている方や既に出産した方は、できるだけ早く今の家を売りたい場合もあると思います。
その場合は、価格の見直しや適正価格を不動産会社と相談することで、物件を早く売却することができます。
続いて、ライフステージの変化の2つ目は、子供の独立です。
子供が成長し、夫婦2人の生活に戻ったタイミングは、スペースが余る家を手放し、老後の生活を考えた家に引っ越しをする良い機会です。
老後の生活がしやすい環境や、利便性の高い都心部に住むことができるというメリットもあります。
一方で、このタイミングでの不動産売却では、物件が劣化し始めている点に気を付けなければなりません。
リフォームを検討する場合は、見た目の印象が良くなるメリットと、リフォーム費用を回収しなければならないデメリットを考慮する必要があることを覚えておきましょう。
最後に、ライフステージの変化の3つ目は、親が亡くなったタイミングです。
親が他界し、家を相続したタイミングで売却する方もいらっしゃいます。
兄弟・姉妹との話し合いが行われた末に、売却に至るケースが多いようです。
不動産売却により利益が出た場合、譲渡所得税が課せられますが「3,000万円の特別控除」や「小規模住宅地等の特例」を利用することで節税することが可能です。
いかがでしたでしょうか?
今回は、不動産売却を検討するタイミングとして代表的なライフステージの変化3つを紹介させていただきました。
ライフステージに最適な環境で暮らすためには、適切なタイミングで不動産の売却を検討することが大切です。
今回ご紹介した売却時のポイントを確認し、ライフステージの変化に伴う不動産売却に備えましょう。
尚、文章は2022年7月19日現在の情報に基づいて作成しておりますので、ご了承ください。
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