「古い家を売却する際に、確実にチェックしておきたい問題点」

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古い家を売却する際に、確実にチェックしておきたい問題点

今回のテーマは「古い家を売却する際に、確実にチェックしておきたい問題点」についてお伝えしていきます。

古い家の売却には、新しい住宅を販売することとは異なる問題点がいくつかあります。

それらを事前に知っておくことで、対処可能なことに関してはご対応されることをおすすめします。

起きる可能性がある問題点は以下の3点です。

  1. 家が予想以上に傷んでいるかも
  2. 水道管・ガス管などの交換が必要になるかも
  3. 現在の建築基準法を満たしていないと、増改築ができないかも

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家が予想以上に傷んでいるかも

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古い家は、想像している以上に家自体が傷んでいる可能性があります。

外からの見た目ではわからなくても、実際には雨漏り・水漏れ・壁のひび割れなどが生じていることがあります。

傷みが激しければ買い手がつきにくく、売却に時間がかかると思われます。

また家の売却では、売主様に「契約不適合責任」が課せられてしまいますので、損傷や不具合などをしっかり把握しておく必要があります。

よく見られる不具合として、屋根や天井裏の損傷などによる雨漏り・水道管の老朽化による水漏れ・シロアリなどによる木部の侵食・基礎や構造物の腐食などがあります。

他にもありますが、これらのような重大な不具合が引き渡し後に発覚してしまうと、契約そのものの解除や、損害賠償を請求されてしまう可能性もあります。

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水道管・ガス管などの交換が必要になるかも

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古い家の場合、水道管の口径が一段階小さいサイズになっていることがあります。

口径のサイズで家屋内の水栓数が決まっており、家屋に設置できる水栓の数は以下のような目安になります。

以前の一般家屋の口径単位13mmですと、水栓の数は1~6個。

近年では、口径単位20mmとなっており、水栓の数は7~13個の設置が可能です。

(こちらは目安です)

また、口径が小さいと水圧にも影響が出ますので、売却する際や、建て替えをするといった際には状況に即したサイズに交換する必要が発生することがしばしばあります。

また、配管寿命もおおよそ20年と言われています。

全てのケースで劣化しているとは言い切れませんが、売却の際には不動産会社と相談をされた方が良いでしょう。

弊社でもご安心いただけるようしっかりサポートしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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現在の建築基準法を満たしていないと、増改築ができないかも

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特に注意しておきたいのが、古家の建築時と今とでは建築基準が違う法律で建てられている可能性です。

昔の基準で建てられた面積の建物が、現在の基準には適合しないというケースがよく発生することがあります。

基準から外れてしまった建物は、売却しても建て替えが基本的にできません。

つまり、買主様は古家のまま暮らしていくことになります。

上記の点が発生することによってトラブルに発展することが多々あります。

このような際におすすめしたい売却方法は「古家付き土地」として売却をすることです。

古い家の存在を全面的に打ち出すよりも、立地を含めた土地を売却するとされた方が買主様へのアピールになることもあります。

他には「土地付きの中古一戸建てとして、リフォームして売る」という手段もあります。

これら以外に「解体して更地にして売る」こともできます。

どういう方式で不動産を売却するか?

最も価値ある売却の仕方はどれかなど、不動産のプロと話し合うことで市場の状況を鑑みて、アドバイスをもらえることがあります。

弊社では売却に関するサポートもしっかりとさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

また、次回も不動産売却に関する情報をお届けいたします♪

楽しみにお待ちください(^_-)-☆

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