不動産売却には、よくある失敗がいくつも存在します。
そこで3回にわたって、不動産売却で失敗しないための注意点をご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、売却準備段階での注意点です。
この段階でよくある失敗例がこちらです。
- 時間に余裕を持った売却スケジュールを立てなかったため、バタバタして売却に頭が回らなかった。
- 住宅ローンの残高を把握していなかったため、売却価格よりもローンの残高の方が大きくなってしまった。
- 売却にかかる費用の見積もりができず、ほとんど手元にお金が残らなかった。
どれも実際に起こりかねないことです。
このような失敗を無くすために、ご注意いただきたい点が3つございます。
1つ目は、売却期間の目安の確認です。
売却期間はトータルで6ヶ月ほど見込んでおくことが望ましいとされています。
しかし、不動産を売却する方の多くはもっと早く売却できると思い込んでいるケースがほとんどです。
査定から売却活動開始までの準備期間や、売買契約後から引渡までの期間も見込んでおくことが必要です。
売却期間を正しく見積もって、引っ越しやお金の管理をしていきましょう。
2つ目は、住宅ローン残債がいくら残っているかを確認することです。
住宅ローン残債とは、まだ返済していない借入金の残額のことです。
こちらは直近に銀行から送付された最新のローンの残高証明書を確認しましょう。
手元にない場合はローンを組んだ店舗や公式サイトから再発行手続きが行えることがあります。
売却価格よりもローンの残高の方が大きくなってしまう事態を避けるために、しっかり確認しておきましょう。
3つ目は、不動産売却にかかる費用や手数料を確認することです。
売り出し価格の見積もりが甘いと手元にお金が残らなくなってしまいます。
主な費用は、仲介手数料・印紙税・登録免許税・司法書士費用・繰り越し返済手数料・引っ越し代等です。
詳しいことは別の回でお話しするため、割愛させていただきます。
いかがでしたでしょうか。
今回は、不動産売却の準備段階で失敗しないための注意点を紹介しました。
3つのポイントに注意しながら、不動産売却を進めていきましょう。
また、次回も不動産売却に関する情報をお届けします。
楽しみにお待ちください♪
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