光熱費の高騰!安い都市ガスでないのはなぜ?

ピックアップ

光熱費の高騰!安い都市ガスでないのはなぜ?

◆ガスには都市ガスとプロパンガスがある

物価の高騰が続く中、毎月の出費に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。毎日使う電気やガスは安い方がよいのは間違いありませんが、一般的に費用が安いと言われる都市ガスの普及率は全世帯の約5割程度です。都市部の普及率はとても高い反面、地方ではかなり低く、都市ガスが供給されていない地域はプロパンガスを使用することが多くなっています。

◆なんで都市ガスは普及しないの?

都市ガスが普及しない原因は導入費用の高さにあると言われています。プロパンガスなら住宅の脇にガスボンベを設置するだけで供給できますが、都市ガスは地中に張り巡らされた大規模なガス導管から本管を引き込まなければなりません。この地中の配管工事にとても費用がかかります。新しく配管を工事することもできますが、1㎡あたり1万円ほどかかるとも言われています。

◆都市ガスとプロパンガスを比較すると・・

熱量が違うため単純比較はできないのですが、同じ量のガスを使用すると都市ガスとプロパンガスでは2倍以上の価格差が出ます。しかも都市ガスの場合、燃焼時に排出される二酸化炭素量がプロパンガスより少ないうえに、輸送による二酸化炭素の排出もないため、環境面の負荷が少ないという特徴もあります。では、プロパンガスにはメリットはないのかというとそんなこともありません。プロパンガスは災害時に強いと言われています。なぜなら、各家庭にボンベが設置されており、災害でガスが止まったとしても、業者が各家庭のボンベや設備を点検することで短期間に復旧できるからです。また、プロパンガスは火力が強いことから、自宅で料理をよく行う人に向いているとも言われます。火力が強いということは早くお湯が沸くので、シャワー利用の時間短縮にもなりますね。

本日は以上です。次回もちょっと気になったことをピックアップしお届けいたします♪

※このような情報をピックアップしてほしいというご要望がございましたらお気軽にお申し付けくださいm(_ _)m

お友達追加

関連記事

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA