「親から実家を相続したけれど、どうしたらいいのか分からない」
「何年も空き家のままになっている」
「家の中に荷物がたくさん残っている」
「建物が古すぎて売れないと思う」
「高く売れなくてもいいから、とにかく手放したい」
このような相続不動産や空き家のご相談が多いです。
近年は、相続登記の義務化や空き家問題への意識の高まりもあり、「そろそろ何とかしなければ」と考える方も増えています。
そのような方に、まずお伝えしたいのは、
「この状態では売れない」と、ご自身で決めつけないでください。
ということです。
築年数が古くても、家財道具が残っていても、庭が荒れていても、修繕が必要でも、まずはそのままの状態でご相談ください。
実は、その状態のまま購入したいという方もいらっしゃいます。
「このままでは売れない」と思い込んでいる方が多いです
空き家のご相談を受けていると、
「築50年以上だから売れない」
「荷物が大量に残っているから売れない」
「雨漏りしているから売れない」
「まず解体しないと売れない」
と思い込んでいる方が少なくありません。
そのため、売却相談をする前に家財道具を処分したり、リフォームしたり、建物を解体しようとする方もいます。
しかし、その費用を売却価格で回収できるとは限りません。不動産を探しているのは、一般の住宅購入者だけではないからです。
「現状のままでいいから安く買いたい」という方もいます
弊社には、不動産投資家の方からも多くお問い合わせをいただいています。
投資家の方からは、
「築年数は古くてもいい」
「残置物があってもいい」
「修繕が必要でも構わない」
「自分でリフォームする」
「現状のままでいいので、その分安く購入したい」
というご希望をよくいただきます。
一般の方から見ると敬遠される住宅でも、投資家の方ならリフォームして賃貸住宅などに再生できる可能性があります。
つまり、
売主様が「売れない」と思っている状態を、「そのままでいい」と考える買主様がいることもあるのです。
「タダでもいいから手放したい」という売主様も
すべての売主様が「1円でも高く売りたい」と考えているわけではありません。
相続した空き家では、
「固定資産税を払い続けたくない」
「草刈りや管理が大変」
「遠方なので管理できない」
「残置物を片付けるのが大変」
「解体費用まで負担したくない」
といった事情があります。
中には、
「タダでもいいので、誰かに引き取ってもらえたらありがたい」
とおっしゃる方もいます。
もちろん、本当に無償で手放すべきかどうかは別です。
調査してみたら、売主様が思っていた以上の価値がある可能性もあります。
だからこそ、ご自身で「価値がない」と決める前に相談していただきたいと思っています。
片付け・リフォーム・解体をする前にご相談ください
私は、
片付ける前に。
リフォームする前に。
解体する前に。
まず相談していただくことをおすすめしています。
そのまま売るのか。
片付けてから売るのか。
解体して土地として売るのか。
これらは、物件を確認して、比較してから判断すればいいからです。
先にお金をかけなくても解決できる可能性があります。
相続した実家を前に、途方に暮れている方もいます
相続不動産のご相談は、単に「家を売る」という話ではありません。親御さんが亡くなり、突然実家を相続する。
家の中には家具や衣類、書類、思い出の品が大量に残っている。
さらに、
「相続登記は?」
「荷物はどうする?」
「修理する?」
「解体する?」
「そもそも売れる?」
と、次々に分からないことが出てきます。
こうした相続人の方と一つずつ問題を整理し、売却のお手伝いが終わった後に、
「相談して本当によかったです」
と言っていただくことがあります。
私は、不動産を売るだけでなく、
「どうしたらいいのか分からない」を、一つずつ「こうすればいい」に変えていくこと
も、不動産会社の大切な仕事だと思っています。
創業6年目。気がつけば「他社で断られた物件」が集まるようになりました
株式会社かけはしを創業して6年目。
最初から難しい物件を専門に扱おうと思っていたわけではありません。
しかし、目の前のご相談に一つずつ向き合ってきた結果、
「他社に断られた」
「古すぎて難しいと言われた」
「価格が安いので扱えないと言われた」
「再建築が難しい」
「残置物が多い」
といったご相談が、自然と集まるようになりました。
振り返ってみると、その理由の一つに前職の経験があるように思います。
サービサー時代の経験が今につながっています
私は不動産会社を始める前、サービサー(債権回収会社)で仕事をしていました。
そこでは、担保不動産の中でも、簡単には処分できない案件を多く扱ってきました。
「何が問題なのか」
「誰と調整すればいいのか」
「どうすれば処分できるのか」
を一つずつ整理しながら考える仕事です。
その経験があるからなのか、他の不動産会社が「難しい」「手間がかかる」と感じることを、私はそれほど苦手だと思いません。
知らないうちに、他社が苦手とすることを、自分では得意と思えるようになっていたのかもしれません。
私にとっては、
「難しい物件」ではなく「どうすれば解決できるかを考える物件」
という感覚に近いです。
私が大切にしているのは「量よりも深さ」
株式会社かけはしは、私一人で運営している不動産会社です。
大手のように大量の物件を扱うことはできません。
でも、それでいいと思っています。
弊社が大切にしているのは、
「量よりも深さ」
だからです。
100件ある物件のうちの1件としてではなく、
「目の前の売主様にとって大切な1件」
として考える。
売主様がなぜ売却したいのか。
何に困っているのか。
価格とスピードのどちらを優先するのか。
そこまで深く理解したうえで、売却方法を考えます。
「一人会社」だからこそできること
一人会社というと、「できることが少ない」と思われるかもしれません。
私はむしろ、一人だからこその強みがあると思っています。
- 一人だから情報が分断されない
- 一人だから判断が速い
- 売主様の事情を知っている人間が、そのまま買主様と話をする
売却相談、現地確認、査定、販売、買主様との条件調整まで、基本的にすべて私が担当します。
社内の引き継ぎも稟議もありません。
「この物件なら、あの購入希望者様に合いそうだ」
と思えば、すぐに動くことができます。
会社の規模では大手にかないません。
だからこそ、
「情報の濃さ」と「判断・行動の速さ」
を大切にしています。
投資家様とのつながりが、売却の選択肢を広げています
弊社の公式LINEにご登録いただいている方の約70%は、不動産投資家の方です。
そのため、売主様からご相談をいただいた段階で、
「この物件なら、あの方が検討できるかもしれない」
と思い浮かぶことがあります。
条件が合えば、ホームページやアットホームなどへ掲載する前に直接ご紹介することもあります。
そこで話がまとまり、一般公開する前に売却できることもあります。
むしろ、そのケースの方が多いです。
売主様・買主様・かけはしの「三方よし」
この仕組みは、三者にメリットがあります。
売主様は、片付けやリフォーム、解体などに余計な費用をかけず、早く手放せる可能性があります。
買主様・投資家様は、一般公開前の物件や、自分で手を加えることで活用できる物件に出会える可能性があります。
そして弊社も、広告掲載や長期間の販売活動を減らすことで販売期間を短縮でき、その分、次のお客様のご相談に時間を使えます。
- 売主様は負担を減らして手放せる
- 買主様は活用できる不動産に出会える
- かけはしは、より多くのお客様のお手伝いができる。
これは持続可能な仕組み作りには不可欠です。
「誰かが得して、誰かが損をする」
これでは一時は良くても中長期的には成立しません。
買取ではなく「仲介」だからできること
株式会社かけはしは、自社で安く仕入れて転売することを目的とした会社ではありません。
売主様と買主様をつなぐ「仲介」が仕事です。
高く売ることを優先するなら、その方法を考える。
価格よりも、現状のまま早く手放すことを優先するなら、その条件を受け入れられる買主様を探す。
売却方法は一つではありません。
大切なのは、
「売主様が何を一番優先したいのか」
だと考えています。
他社で断られていても、土浦にはかけはしがあります
他社で断られたからといって、弊社でも売却できないとは限りません。
もちろん、調査した結果、非常に難しいと判断することもあります。
必ず売れるとは申し上げられません。
それでも、
「本当に売る方法がないのか、一緒に考える」
ことはできます。
家の中を片付ける前でも。
リフォームする前でも。
解体する前でも。
まだ売却すると決めていなくても大丈夫です。
「こんな状態でも売れますか?」
その一言からご相談ください。
よくあるご質問
・荷物が大量に残っていても相談できますか?
はい。まずはそのままの状態でご相談ください。現状のまま購入を検討する買主様を探せる可能性もあります。
・築年数がかなり古くても売れますか?
築年数だけで判断はできません。立地、接道、建物の状態、需要などを確認して売却方法を考えます。
・解体してから相談した方がいいですか?
先にご相談ください。解体費用をかけず、現状のまま売却できる可能性もあります。
・他社で断られました。それでも大丈夫ですか?
はい。別の売却方法を考えられる可能性がありますので、まず状況を確認させてください。
・まだ売るか決めていません。
その段階でも大丈夫です。「まず価値を知りたい」「どうしたらいいか相談したい」というご相談でも構いません。
最後に|今回は少し長いブログになりました
初心を忘れていないか?
どうしても日々の仕事に追われていると、気持ちにゆとりがなくなり、いつの間にか「手段」が「目的」になっていることがあります。
そこで今回、一旦立ち止まって、
「株式会社かけはしは何のためにあるのか」
「自分だからできることは何なのか」
「一人会社だからこそできることは何なのか」
「これから、どんな会社にしていきたいのか」
を改めてじっくり考えてみました。
振り返ってみると、すべてつながっていました
サービサー時代に、処分に困る不動産と向き合ってきたこと。
独立後、他社で断られた物件のご相談にも真剣に向き合ってきたこと。
途方に暮れていた相続人の方から「相談して本当によかった」と言っていただけたこと。
そして、「古くてもいい」「現状のままでもいい」という投資家の方々とのつながりが増えてきたこと。
一つひとつは別々の出来事だと思っていました。
でも今回、少し立ち止まって考えてみると、すべてつながっていることに気づきました。
相続した不動産を前に、
「どうしたらいいのか分からない」
と困っている売主様がいる。
一方で、
「古くてもいい。自分で手を加えて活用したい」
という買主様がいる。
その間に入り、両者をつなぐ。
会社名のとおり、売主様と買主様の「かけはし」になること。
それが弊社の役割なのだと思っています。
これからも、大きさや量を追うのではなく、
「量よりも深さ」
を大切にしていきます。
そして土浦市で不動産について困ったときに、
「そうだ、かけはしに聞いてみよう」
と思い出していただける会社を目指します。
「どうしたらいいのか分からない」を、一つずつ「こうすればいい」に変えていく。
もし今、不動産についてお悩みでしたら、答えを出してから相談する必要はありません。
分からない状態のまま、まずはお話を聞かせてください。
株式会社かけはし
代表 宮武史宜

コメント