今回のテーマは「マンション売却で戻ってこないお金」についてです。
マンション売却をすると戻ってくるお金がある一方で、戻ってこないお金があります。
それは、マンションの維持や運営の財源として必要とされているお金です。
具体的には、管理費や修繕積立金です。
上記の2つの費用は、マンションの資産価値を維持していくのに欠かすことはできません。
そのため、マンションの規約に返還されないことが記載されているのがほとんどです。
稀に、管理費や修繕積立金が戻ってくると誤解される記事もネット上ではみかけますが、基本的には、管理組合から返金されるというわけではありませんのでご注意ください。
戻ってくるのは、例外としてのケースです。
それは、売主様と買主様の間で、日割りの清算を行う取り決めがなされていた場合です。
これは、決まりや法律ではないので、事前に、媒介契約している不動産会社から買主様に確認してもらうようにしてください。
また、手続きをしないと戻ってこないお金もあります。
それは、住宅ローン保証料と火災(地震)保険です。
まず住宅ローン保証料です。
多くの方が住宅ローンを利用されていると思います。
そのときに、利用している保証会社に対して支払う利用料が住宅ローン保証料です。
住宅ローン保証料については、ローンの窓口になっている金融機関に保証料返金を依頼するだけで手続き完了です。
また、火災(地震)保険についても、保険会社に保険解約を申し出れば完了です。
いずれも購入した時に、一括で支払うケースがほとんどです。
物件を購入してから年数が経っているため、支払ったことを忘れてしまうことがあるかもしれませんが確認しておきましょう。
とにかく、申請をしないとお金は戻ってきませんので注意が必要です。
さて、今回はマンション売却で戻ってこないお金についてお伝えしました。
管理費や修繕積立金は基本的には戻ってこないお金です。
ただし、売主様と買主様の間で、日割りの清算を行うとの取り決めがなされていた場合は別ですので、仲介する不動産会社と相談しておきましょう。
住宅ローン保証料と火災(地震)保険は申告さえすれば戻ってきます。
弊社では、不動産売却に関するお手続き方法やお客様のお悩みにお応えしております。
何かございましたら、お気軽にご連絡ください。
本日は以上です。
また、次回も不動産売却に関する情報をお届けいたします♪
楽しみにお待ちください(^_-)-☆
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