不動産の売買契約が成立したら、あとは買主様に物件を引き渡すだけとなります。
今回は「引き渡し日の当日の流れ」についてご説明していきます。
引き渡し日は、買主様が借りられる住宅ローンの実行日に左右されます。
そのため、実行日以降の日程で、仲介会社の担当者と連絡を取り、日程を調整することになります。
決済の場所につきましては、通常、買主様が住宅ローンを借りられる金融機関にて行われます。
時間帯としましては、金融機関の営業日である平日の午前中に決済が行われるのが一般的です。
午前中に行われる理由は、万一何らかのミスが生じて振込み送金に不備が出たとしても、午後の時間を利用して金融機関が対処できるためです。
決済当日は、買主様がローンを借りられる金融機関に売主様と買主様をはじめ、双方が媒介契約を結んだ不動産会社(両手取引の場合は1社のみ)と司法書士が集まって行われます。
はじめに、司法書士による本人確認と書類の確認があります。
そのため、売主様本人であることを提示するため、決済日当日は運転免許証やパスポートなどの写真付き身分証明書をご持参ください。
当日の流れと手順は以下のとおりです。
(1)買主様側の金融機関が買主様にローンを実行
(2)買主様から売主様の口座に、購入代金を振り込み売主様がローンを完済
(3)売主様側の金融機関が抵当権抹消書類を司法書士に交付
(4)司法書士が登記所で所有権の移転と抵当権の設定登記を手続き
(5)固定資産税や管理費を精算
(6)売主様から買主様に必要書類・鍵の引き渡し
(7)仲介手数料の支払い
残代金の授受については銀行振込み、もしくは現金(預金小切手を含む)の手渡しとなります。
決済の所要時間はおよそ1時間半から2時間前後と考えておきましょう。
最後に決済に不備がないかを改めて確認し、問題がなければ、めでたく取引は完了となります。
金融機関は平日の日中の営業時間が基本です。
そのため、売主様が勤務先を休まなくてはいけないためご注意ください。
弊社では、売主様が安心してスムーズに取引を行っていただくためのフォロー体制がございます。
不動産取引を安心して進められたい方は、お気軽にご相談ください。
本日は以上です。
また、次回も不動産売却に関する情報をお届けいたします♪
楽しみにお待ちください(^_-)-☆
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