◆値引き交渉はあたりまえ
不動産売買では値引き交渉はイレギュラーなことではなく、あたりまえのように発生します。売主側不動産会社としては売主様のために少しでも高く売れるようにサポートするのは当然ですが、何の準備もしていないと、相手の言いなりになって、格安で手放すことになりかねません。
特に、中古マンションを売却する場合、ほぼ確実に値引き交渉が行われており、売出し価格より安い金額で成約しているケースが多いです。売出し価格と成約価格の差は物件によって異なりますが、私の肌感覚では売出し価格のおよそ7割〜9割の価格で成約していると思います。つまり、売主が決めた売出し価格が3,000万円であれば、値下げ後の成約価格は2,100万円〜2,700万円程度ということです。売主の立場で考えると、最初から10%〜30%の値下げがあることを考慮して売却をすることが大切です。
しかし、あまりにも高い金額で売り出すと内覧の希望も減り、買い手が見つからなくなります。売出し価格を上げる場合は適切な金額であることが重要です。売出し価格のつけ方や注意点を知らないと、必要以上に安くなったり、売り時を逃したりしてしまいます。
◆早く高く売るための3つのポイント
- 売却希望額の10%程度を上乗せして売り出す
- 反応がない場合は高すぎるので価格を下げる
- ジワジワ下げると「まだ下がる」と思われて内覧申し込みが減るので一気に下げる
売り出しを始めて1ヵ月間は、多くの問い合わせが入ります。そのため、売出し1ヶ月で何の反応もない場合は、価格が高すぎて選択肢から外されていることが考えられます。つまり、勝負は1ヵ月です。
売出し価格を下げる場合は、ジワジワと少しずつ安くすると逆効果になることがあります。買主の心理としては、「この前も値下げされていたので、まだ下がるかもしれない」とさらなる値下げを期待し、「もう少し待とう」と考えるため、内覧の申し込みが減ってしまいます。
これらのことは土浦市でもあてはまります。何カ月も売れずに残っている物件は、そもそも価格設定に問題があるのですが、そのまま何の対策も立てていないからです。
弊社は
- 土浦地域に精通しているので情報も正確で安心です
- 土浦地域を良く知るからこそ売れる価格・適正価格がわかります
土浦で不動産売却をお考えならぜひかけはしへ(^_-)-☆
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