今回のテーマは「初めての不動産売却をする際に、まず何を考えるべきなのか?」についてお伝えしていきます。
不動産を売却すると考えた時にまず、何から考えるべきかと言いますと
「不動産を売却する理由」を「明確にして整理しておくこと」
これがとても重要となります。
なぜなら、不動産売却は大きな金額が動くものだからです。
不動産を売却する理由が曖昧なままですと、条件面など決めなくてはいけないことが同様に曖昧になる可能性が生じてしまいます。
次に、住み続けるつもりで購入した不動産であっても、事情によって不動産を売却しなくてはならないというケースも少なくありません。
例えば、転勤に伴う引越しや、離婚、生活的な困窮、借金による取立てなど、理由は人それぞれ様々あります。
様々な売却の理由によって、不動産売却におけるゴールは異なりますので、不動産売却時には「理由」を最初に明確にしておかなければならないということになるわけです。
次に、売却目的が決まった後に優先すべき項目についてお伝えします。
それは「期間」と「価格」です。
つまり、不動産売却までの期間と、不動産の売買価格などの設定です。
どちらを優先して決めるべきかは、不動産を売却する理由によって決まってきます。
例えば、期間を優先するパターンとして引越しが伴う売却の場合、できれば早く売りたいと考えたくなります。
また、理由が離婚に関しても同様で、早く処分して忘れたいという心理が働くケースです。
しかし、相続などで所有した不動産の売却ですと、急いで売却しなければいけない理由がないことから、じっくりと売却する条件などを精査した上で、時間をかけて好条件を提示してくれる買主様を待つことができるということになります。
つまり、このケースでは価格を優先して不動産売却を進めていくことになるかと考えられます。
また、期間と売却価格の両方を優先したい場合もあります。
その例としては、生活困窮によって不動産自体を手放さなくてはいけなくなったことで、期間と価格の両面で動くことになります。
ただ、住宅ローンの返済が滞るまで困窮している場合は、価格ではなく期間を優先された方が得策です。
その理由は、住宅ローンを滞納しますと遅延損害金などが発生してしまい、信用情報機関のリストに載ってしまうからです。
リストに載ってしまうと良いことは一つもありません。
最終的に不動産は競売にかけられる可能性もあり、早い段階で売り抜いた方が結果的に利益を最大化できる可能性があります。
すなわち、様々なケースによってどうすべきかの判断が変わりますので、不動産を売却しようと考えられたら、その理由を明確にすることから始められることをおすすめします。
弊社では、不動産売却に関するお手続き方法やお客様のお悩みにお応えしております。
何かございましたら、お気軽にご連絡ください。
また、次回も不動産売却に関する情報をお届けいたします♪
楽しみにお待ちください(^_-)-☆
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