お陰様で査定依頼が増えております。本当に感謝です(^^♪
お客様からすると、大切な不動産の査定依頼をされることは初めてだと思います。そこで、プロである不動産会社のいいなりにならないように、今回のテーマは「不動産価格の考え方」について発信します☆
◆査定価格とは?
難しく感じますが、直感的には「おおむね3ヶ月あれば売却できる価格」と思ってください。
◆5つの価格
もう少し詳しくお話しするために、質問をさせていただきます。
ひとつの不動産には、5つの価格があることをご存じでしょうか?
不動産は、「一物四価」とも「一物五価」ともいわれます。耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どういう意味かというと・・・
ひとつの物件には、4つあるいは5つの価格があるということです(そのままの意味ですね・・・m(__)m)
「5つの価格ってどういうこと??」と思われたかもしれません。
5つの価格とは
- 土地取引の指標「基準地価格」
- 同じく土地取引の指標「公示地価」
- 相続・贈与の課税標準「路線価」
- 固定資産税に関わる「固定資産税評価額」
- 実際に取引が行われた価格「実勢価格」
のことをいいます。
ここから「基準地価格」を抜いたものが四価といわれます。この中で、不動産を査定するときに使用するのが「実勢価格」です。実勢価格は過去に取引したときの価格です。
◆この世に同じ不動産はない
しかし、不動産の売却は他の不動産との相対的な取引にもなります。実勢価格を基準として、物件の差異を織り込んだり地域的な流通の動向を反映したりして査定価格が決まります。
実勢価格だけならある意味どなたでもわかります。もし実勢価格だけで査定しているならプロとはいえません。
査定価格が適切かどうか見極めるために、不動産会社に価格を付けた具体的な理由を聞いてみてください。
特に、個別要素(土地の形状、利用状況、建物の状態など)と個別事情(心理的瑕疵、債務整理、相続による売り急ぎなど)を考慮した評価を説明できなければ、適切とはいえないと思っています。
これらのことを知っているだけで不動産価格を決定する一助となるはずです。
弊社では、査定価格をお伝えする際に、お客様にご安心・ご納得いただくために、「実勢価格」「地域性」はもちろん「個別要素」「個別事情」を加えた4点を明確にしてご報告しております。もちろん、一括査定などの簡易的な査定を希望される場合は「実勢価格」「地域性」を基準として査定することも可能です。
しかしながら、査定価格を計算するうえで一番重要と考えている、「個別要素」「個別事情」を反映させるために、可能な限り面談を通してお客様からしか知ることのできない「個別要素」「個別事情」のヒアリングをお願いしております。
弊社は、お客様との面談を重要視しており、結果、お客様の利益に繋がると信じております。泥臭い手法かもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします!
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