ロシアによるウクライナ侵攻は、日本の住宅事情にも影響
◆輸入木材全体の15%ほどがロシア産
ロシアへの経済制裁が強まる中、ロシアから木材が輸入できない事態が起きつつあります。新型コロナで木材の価格が高騰している今、さらなる値上がりが懸念されます。
このままウッドショックが続くと、住宅購入者側には「条件に合う土地が手に入ったのに、木材が調達できないために新築工事に着工できない」「木材価格が高騰したため、当初の予算をオーバーしてしまう」といったリスクが懸念されます。木造住宅は購入価格のおよそ1割が木材費だと言われており、実際、大手住宅メーカーによる建築費用の値上げが相次いで報道され、その額は1棟あたり数十万円から100万円前後に上ると言われています。
高騰が続く住宅価格ですが、ウクライナ情勢による木材の高騰でマイホームがさらに高嶺の花になる可能性も出てきました。
とにかく、平和を望むばかりです。
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